
院長吉村衛
1996年に関西医科大学医学部医学科を卒業後、京都府立医科大学附属病院、社会保険神戸中央病院などで研鑽を積む。2019年に下肢静脈瘤・鼠経ヘルニア(脱腸)・肛門疾患の日帰り手術を専門とする「神戸日帰り手術クリニック」を開院。
下肢静脈瘤など3つの疾患の専門クリニック
丁寧な説明をした上で適切な治療を提案
当院は、「下肢静脈瘤」「鼠経(そけい)ヘルニア(脱腸)」「肛門疾患」の3つを専門としたクリニックです。
私は1996年に外科に入局後、23年の間、消化器外科の広範囲な医療領域に携わってまいりました。特に下肢静脈瘤は、専門的な治療が望めない診療科をいくつも訪れてお悩みを深くされた患者さんがたくさんいる現状を目の当たりにいたしました。専門的な治療の大切さを実感し、これまで消化器外科の医師として治療してきた経験を地域医療に生かそう。そう思い、「下肢静脈瘤」「鼠経ヘルニア」「肛門疾患」の専門クリニックを開院した次第です。
下肢静脈瘤とは、足の静脈の内側にある逆流防止弁が壊れることにより起こる疾患です。下肢静脈瘤は自然には治らない病気です。放置すれば、足のだるさやこむら返り、かゆみや色素沈着など、症状が悪化していきます。当院では、現在の症状や処置の方法、予後までを丁寧にご説明し、患者さんが納得した上で適切に治療を提供していくことを心がけています。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
下肢静脈瘤などを
専門とした外科クリニック
当院は、下肢静脈瘤、鼠経ヘルニア、肛門疾患の3つを専門とした外科クリニックです。
下肢静脈瘤などの
日帰り手術を行っています
下肢静脈瘤、鼠経ヘルニア、肛門疾患は日帰りで手術します。消化器外科の医師としての経験を生かし、手術対応しています。
症状やご希望に応じて
他院を紹介します
全身麻酔が必要な腹腔鏡下鼠経ヘルニア手術など、日帰り手術では対応できないケースは他院を紹介しています。
患者さまに寄り添い
丁寧な説明をいたします
患者さまのお悩みを聞き、症状や処置、予後について丁寧にご説明した上で治療へと進めていきます。
下肢静脈瘤
下肢静脈瘤とは、静脈の血管がこぶのように膨らんでしまう病気です。当院では、下肢静脈瘤の治療には、カテーテルを用いた血管内治療が行います。これは、静脈にカテーテルを挿入し、血管内から高周波にて患部を焼灼する治療法。静脈の逆流を止めることで、静脈瘤のだるさや浮腫、見た目のこぶにアプローチ。カテーテル治療では、術前後の超音波検査で血栓の有無や血流の状態などを確認をしています。
鼠経ヘルニア
下腹部の足のつけ根付近から小腸などが腹膜をかぶりながら押し出された状態を鼠径ヘルニア、もしくは脱腸といいます。先天性の原因が多いですが、成人の場合は筋肉や筋膜が弱くなったところに、腹圧がかかってできることが主な要因です。鼠径ヘルニアの治療には、「鼠径部切開法」、「腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術」などがあります。当院では鼠径部切開法のみ行っています。
肛門疾患
肛門疾患には「痔核」や「痔ろう」「裂肛」などがあります。治療法には軟膏療法や、内痔核に硬化剤を注射し固めていく内痔核硬化療法などがあります。当院は内痔核硬化療法に対応しています。当院ではできるだけ痛みのない硬化療法となるよう努め、手術が必要な場合は「手術療法+硬化療法」で痛みが軽減するよう心がけています。
神戸静脈瘤クリニック
三宮「さんちか」A8出口から徒歩1分